大手・中小企業・ベンチャーについて悩んでいます。
こんなお悩みに答えます。
この記事では、「大手企業に魅力を感じなかった理由」を紹介します。
就活始めたての頃に悩んでいたため、参考になることも多いです。
最後まで読むと、会社選びのコツも知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
大手・中小・ベンチャーの違い
まずは、大手・中小・ベンチャーの違いを紹介します。
- ベンチャーの定義はない
- 大手企業について
- 中小企業について
- ベンチャー企業について
1つずつ解説していきます。
前提:ベンチャーの定義はない
前提として、ベンチャー企業の定義はないみたいです。
そのため、大手企業の中にもベンチャーの部類が入ることもあります。
上場している企業もたくさん存在しています。
大切なのは、ベンチャーだけで選択肢から消すのはNGということです。
ベンチャー企業の中にも、優良な企業は存在しています。
よく、大手かベンチャーの2択で比べられがちなのも、事実です。
その枠組みだけでなく、別の見方を持っていると、選択肢が変わります。
視野の狭い見方だけで、志望する会社を狭めるのは残念なことです。
その①:大手企業について
大手企業も明確な定義がないのが、本当のところです。
また大企業は、中小企業の定義に当てはまらない企業が入ってきます。
大手企業の特徴
- 業界内の知名度
- 商品の利用率の高さ
- 資本金が多い
- 従業員数が多い
イメージとしては、情報収集しなくても名前を知ってる企業になります。
CMなどの広告費にも、お金をかけており、世間に浸透している企業です。
ただ、BtoBの会社もあるため、自分で調べる必要があります。
会社に対して商売をする会社も、業界内では有名なことはよくあります。
なぜ知名度を気にするか考えてみることは大切です。
大企業でも、知名度がそこまでないことも大いにあります。
それでも、働いている人は多くて、魅力的な部分も存在しています。
その②:中小企業について
中小企業は、大企業と違ってしっかりと定義されています。
中小企業基本法という法律があり、資本金・従業員数で分けられてます。
基準となる目安は、業界別で違います。
ただ、人数がそこまで多くないということが特徴に挙げられます。
中小企業について
- 業務の幅が広い
- 上司の許可が少ない
- 経営が安定しないことも
中小企業は、全体の99%を占めていると言われています。
ただ、従業員数の割合は、7割程度となっています。
大企業は0.3%で、3割近くの人材を保有しています。
そのため、ほとんどの企業は、中小企業と考えておくのが良いです。
ただ、中小企業の中にも良い企業は多く存在しています。
その③:ベンチャー企業について
ベンチャー企業の定義は、存在していません。
ただ、ベンチャーと聞くと、なんとなくイメージできるでしょう。
ベンチャ企業のイメージ例
- 設立5年程度
- 新しい分野を専門
- 成長過程にある企業
比較的新しく設立されて、まだ完璧に事業として確立していない感覚です。
まだ、確立していないからこそ、成長する部分を見れるかもしれません。
そうなると、ベンチャー企業は忙しい傾向にあります。
従業員が少なく残業時間も多くというデメリットも持ち合わせています。
会社の成長を引き換えに、犠牲にするものもあります。
そこまでやりたいという意思もないので、会社の設立年数も見ていました。
10〜20年間安定して事業を確立している企業を僕は選びました。
大手企業がおすすめな理由
次に、大手企業がおすすめな理由を紹介します。
- ブランド力がある
- 仕事の規模が大きい
- 事業が安定している
- 教育体制が充実してる
- 福利厚生の充実
順番に解説していきます。
おすすめな理由①:ブランド力がある
大企業には、中小企業のないブランドがあります。
一言で言うと、会社名を言うだけで何をしてるか分かる感覚です。
わざわざ他人に自分の会社のことを説明するのは、面倒です。
すでに相手が知っていたならば、会社のことを紹介する必要はないです。
それに大企業を悪く思う人は少ないため、印象も良くなります。
また、仕事をする上でも、会社の看板に助けられることも多いです。
小さい企業だとできない仕事も、大きい会社ならばできることもあります。
信用度は、一緒に仕事をする上で大切なことです。
個人の信用度は、日々積み重ねていかないといけません。
それに対して、会社の信用度は、全員で作り上げていくものです。
おすすめな理由②:仕事の規模が大きい
大手企業の方が、仕事の規模は大きくなる傾向があります。
日本国内だけでなく、海外との交流することもあるでしょう。
仕事の規模が大きいこと
- 自分の視野が広がる
- 様々な人と関われる
- 1人の実績が見えにくい
- 仕事の裁量が限られる
仕事の規模が大きいことは、メリットもデメリットも存在します。
どちらを優先するかは、その個人によって大きく変化します。
僕は、仕事で多くの人数と関わることを求めていません。
育った環境も影響しており、プライベートが充実すれば良いと考えます。
ただ、大切なのは、どちらが正解とかはないことを自覚することです。
また、時期によって、考え方が変わる可能性も大いにあります。
今自分が必要なのかを考慮することが、就活生にとって大事です。
しっくりとくる方が決まれば、あとは行動・修正しかないです。
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おすすめな理由③:事業が安定している
事業が安定していることは、本当に素晴らしいことです。
実際に数ヶ月インターンに行った会社では、反対のことが起こりました。
その会社にはブログ媒体メインでやっていくと期待し、参加しました。
ただ、来年の方針は動画やSNSがメインと話しておられました。
社長の方針でささっと変わってしまうこともあります。
SNS・動画は苦手だったため、そこで割り切ることを決めました。
もし大企業だと、こんな方針転換することはないに等しいでしょう。
ただ、方針転換することは悪いことではありません。
それでも、これと決め込んでるならば、受けるダメージも大きいです。
それに、失業するリスクと近い状態で、仕事をするのは嫌でしょう。
おすすめな理由④:教育体制が充実してる
大手企業では、研修・教育体制が充実していると言われています。
意味が分からない研修も存在していますが、意図があるみたいです。
研修のメリット
- キャリアアップができる
- ビジネスの基礎ができる
- 不足してるスキルを補える
いきなり現場に出ても、お金を稼ぐことはできません。
しっかりとスキルをつけてから、働くことも大切です。
どちらにせよ、主体的に行動することが求められてます。
また、新卒だけでなく、肩書きのある人も研修を受けることもあります。
社員をまとめるために、研修を受けれるのも、大企業の特権です。
研修費用にも、多額のお金がかかっています。
それに、挨拶やマナーなどは、社会人にとって必須事項です。
もしベンチャー企業に進んでも、相手するのは大手のこともあります。
おすすめな理由⑤:福利厚生の充実
大手企業は、比較的福利厚生が充実している傾向にあります。
給料以外にも、お金を支援してもらえると助かることも多いです。
中小企業だと、条件付きの福利厚生もよくあります。
ただ、大企業だと、様々な福利厚生を利用することも可能です。
- 家賃補助
- 資格取得支援
- 家族手当
- 子育て手当
月給は少なくても、福利厚生で5万円を超えることもあります。
そうなると、月給だけで見ることが良くないことが分かります。
月給は、残業時間が組み込まれていないかも確認しましょう。
残業時間が組み込まれていると、そこまでは当たり前となります。
もし、仕事が早く終わっても、そういう空気かもしれません。
大手に魅力を感じなかった理由
次に、大手に魅力を感じなかった理由を紹介します。
- したいことが決まってた
- 転勤のリスクがある
- スーツを着たくない
- 大人数が得意ではない
- 営業職が存在している
- 個人で働いてる人がいた
順番に解説していきます。
魅力を感じなかった理由①:したいことが決まってた
大企業に魅力を感じなかったのは、やりたいことが決まっていたからです。
綺麗事で言うと、学年の生徒の1人だけに刺さる発信がしたかったです。
君の生き方は間違っていないと伝えたいと考えてました。
それを表現する場として、高校生の僕はブログを選びました。
伝えたいことが終わるまでは、ブログで書きたいことを書きます。
- 後悔なく行動までしよう
- 自分の進路を考えよう
- 何かに熱中してみよう
大まかには、このようなテーマを主軸としています。
書くための環境さえ揃っていれば、仕事にこだわりがありませんでした。
書くことに集中できそうな環境を求めて、就活してました。
最初は、そんな理想的な会社はないと割り切ってた時期もありました。
ただ、無心で探し続けていると、意外と出会えるものです。
魅力を感じなかった理由②:転勤のリスクがある
大手企業だと、昇進のために、転勤する可能性もあります。
僕の場合、少しでも可能性というものを排除したかったです。
なんやかんや、関西という土地が大好きです。
今は、関西という土地を享受したいという思いがありました。
それが満足するまでは、他の土地に住むことはなさそうです。
成人式には出ていませんが、奈良という土地は大好きです。
1人暮らしをしても、当分は関西から離れたくありません。
関西を味わうまでは、他の地域に行こうとは思えません。
それくらい関西のことが好きで、もっと深く知りたい気持ちがあります。
それ故、転勤のリスクは避けなければなりませんでした。
魅力を感じなかった理由③:スーツを着たくない
就活だけに限らず、スーツを着ることが苦手です。
小学生の頃が、私服登校の公立学校なのが影響してるかもしれません。
中学生になって、制服を着る意味がずっと分からなかったです。
高校生になってからは、制服に関して考えることはなかったです。
ただ、制服を着る必要性には、疑問をいまだに覚えています。
戦時中の国に管理されている感覚のようなものに陥ります。
こんな状態では、毎日スーツを着ることも苦労です。
だからこそ、スーツを着るのを最小限にできる企業を選択しました。
私服で働ける職種
- Webライター
- エンジニア
- Webデザイナー
仕事に慣れると、在宅にできる企業も存在しています。
そういう企業を探すのが優先なため、大企業である必要はなかったです。
魅力を感じなかった理由④:大人数が得意ではない
僕は、大人数で何かをすることが得意ではありません。
誰かとご飯に行くにしても、最高でも3人が相場です。
大人数来るならば、参加しない選択を取ることの方が多いです。
ですが、その人が嫌いという訳ではありません。
2人でご飯ならば、全然いけることが基本的です。
そのため、合同説明会という類いに一度も参加していません。
大きい規模の会社を考えていないからこそ、選択として良かったです。
良いと思った会社は常に30〜50人程度の会社でした。
大人数に埋もれて死んでいくならば、1人の方がマシです。
死にかけの状態で、会社勤めを長くできる気がしませんでした。
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魅力を感じなかった理由⑤:営業職が存在している
大企業では、営業職というものが基本的に存在しています。
新卒で入社すると、多くの人が営業を経験することになります。
大きい企業ほど、配属先が入社するまで分かりません。
ただ、多くの新卒生は、営業からのスタートになりがちです。
個人的にも、営業することは大切なことと実感しています。
営業の大切さ
- 商品を深く知れる
- コミュニケーション力向上
- 悩みを把握することが可能
- 解決力が身に付く
僕も自分の個別指導をしていたときに、営業まがいなことをしてました。
そして生徒をとって、勉強を教えていた時期がありました。
30人以上に電話して、自分のサービスを伝えていました。
ただ、営業がメインではなく、寄り添っていくことがメインでした。
だからこそ、教えてた子には8時間電話することもありました。
営業という枠組みではなく、その後も大切にしたい心があります。
また、営業するならば、自分のものを売るためだけにしたいです。
変なこだわりを持っているせいが、営業職には苦手な意識があります。
魅力を感じなかった理由⑥:個人で働いてる人がいた
僕の周りに、個人で仕事をしている人の影響を大きく受けています。
自分のやりたいことを貫いてる姿勢を見て、生き方に憧れました。
植木の職人さんで、芯が本当に通っている方です。
自分が出会った人の中で、1番軸があり、仕事もバリバリの先輩です。
ただ、お茶目な部分もあり、人柄も素晴らしい人です。
この先輩のようになることを夢見て、就活をしていました。
なんならば、困ったときにはアドバイスを貰って考えていました。
そのおかげもあり、就活を納得いくまで突き通せました。
誰かが大手が良いと言っても、自分にとっては魅力的ではなかったです。
なりたい理想像に近い人がいたことは、大きな要因な気がします。
新卒の会社選びのコツ
最後に、新卒の会社選びのコツを紹介します。
- 業種から考える
- 会社の特徴から考える
- 給与から考える
- 福利厚生から考える
- 会社の立地から考える
1つずつ解説していきます。
会社選びのコツ①:業種から考える
そもそも、ベンチャーか大手かという議論は、無意味なことです。
今まで自分がやってきたことが否定されることになるためです。
その人にとって、得たものは何かしらあることがほとんどです。
自分の人生を否定されることは辛いことになります。
だからこそ、そんなことを気にしないくらい仕事に打ち込みましょう。
そのために、業種を決めることはかなり大事なことです。
なりたい理想像があるからこそ、選ぶべき職種が決まります。
その職種の中から、条件の良い会社を選ぶ方法も存在しています。
会社選びのコツ②:会社の特徴から考える
同じ業界でも、会社によって、雰囲気はかなり違います。
厳しい会社もあれば、穏やかな雰囲気の会社もあります。
会社の特徴を抑えていれば、業務に不満があっても継続しやすいです。
そもそも、最初から好きな仕事を任せてもらえるほど甘くはありません。
会社の特徴の例
- 営業職が存在していない
- 在宅が週に4回ある
- 中途採用を募集していない
- 残業時間が短い
長年働くには、身体を守ることは大切なことです。
目先のお金だけでなく、会社の環境を見て決めるのもおすすめです。
環境が良かったのもあり、エンジニア就職を決意しました。
そもそも、Webディレクターで就活していました。
ただ、条件面で納得できず、半年頃に広く見ることにしました。
そのおかげでもあり、2ヶ月満足する会社を見つけれました。
条件が良かったのもあり、他の就活を辞める覚悟までありました。
自分の基準があれば、スパッと辞めることができるでしょう。
会社選びのコツ③:給与から考える
せっかく働くならば、給与は多い方が良いです。
それに、残業時間は極力少ない方が良いことも間違いありません。
- 基本給・月給から考える
- ボーナスから考える
- 30歳の平均年収で考える
ただ、目先のお金ではなく、30歳の年収から考えることも大切です。
僕は、上記の3つを考慮して、入社する会社を決めました。
基本給は、残業時間が含まれていないものです。
当たり前ですが、残業時間が伸びれば、給与も増えていきます。
ただ、お金が増えたら、私生活を疎かにしても良いわけではないです。
就活生は、そこまで注意して企業を選びましょう。
ただ、実力がないのに、全部得られるところは正直ありません。
だからこそ、スキルアップも視野に入れて、就活するのも大切です。
会社選びのコツ④:福利厚生から考える
会社選びを、福利厚生から考えるのもおすすめです。
給与だけでは見えてこない優良企業も多数存在します。
しっかりと調べるからこそ、見えてくるものもあります。
給料だけを見ている就活生には、気付かない企業もあります。
そういう人を排除して、優秀な人材を集めているかもしれません。
志望する企業が複数個あるならば、福利厚生にも目を通しましょう。
それによって、志望順位が変わることも大いにあります。
もちろん、ボーナスも同様に把握することが大切です。
お金の取り扱い1つで、会社のイメージも分かってきます。
だからこそ、細部までしっかりと質問して、把握しましょう。
会社選びのコツ⑤:会社の立地から考える
会社の立地も考慮して考えることは大切です。
将来どういう感じで、人生を送りたいかが関わってきます。
若いうちは都会で暮らして、田舎にのんびりしたいです。
働く場所が変われば、日々関わる人も大きく変わってきます。
こだわりがなくても良いですが、あるならば大切にしましょう。
会社の立地条件
- 最寄駅の場所
- 最寄駅からの距離
- 電車の乗り換え時間
- 通勤時間
毎日会社に通うならば、やっぱり通勤時間は大切な要因となります。
反対に、採用担当で選ばないことも意識していました。
良い人がいても、いつか辞めることも考えられます。
採用担当者は、会社に思い入れのある方が多いです。
ただ、普段の業務をしてる方はそこまでのこともありえます。
まとめ:続かないって思った!
「新卒の会社選びのコツ」を紹介しました。
自分に合わない企業だと、結局続かないことが多いです。
ただ、結局1つの会社しか選べないことは変わりません。
もちろん、どちらの選択にせよ、ちゃんと考える必要はあります。
熟考して決断したら、その道を正解にするために行動しましょう。